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世紀東急への株主提案に関する特集サイト
弊社及び弊社の運営するファンドは世紀東急工業株式会社(以下「世紀東急」といいます。)の株主です。
弊社は世紀東急に対し、株主価値向上のため、次の議案についての株主提案権を行使いたしました。
- 株主との対話を促進するための資本コストの数値と計算根拠の開示
・・・・・・・株主提案1(招集通知上の第3号議案) - 配当性向100%を実現するための増配
・・・・・・・株主提案2(招集通知上の第4号議案) - 不祥事に関する実効的な再発防止策を策定するための第三者委員会の設置
・・・・・・・株主提案3(招集通知上の第5号議案)
世紀東急の課題と解決案は以下の3つです。
- 割安な状態で放置されている株価のバリュエーション
世紀東急の資本効率性は、資本コストを下回っており、結果として低い株価のバリュエーションにとどまっています。世紀東急の経営陣の資本コストに対する意識を高め、株主との対話の実効性強化を促進することにより、現状の低いバリュエーションを改善させるため、資本コストの数値と計算根拠を開示することを提案します。 - 将来のROE低下を招く資本政策
世紀東急は総還元性向30%が株主還元目標ですが、現状の株主還元水準が継続した場合、高いROEが低下していくことを避けることはできません。今の高いROEを維持向上させるため、配当性向100%を提案します。 - 再発が懸念される独占禁止法違反といった不祥事への不十分な対応
世紀東急は、2019年3月に独占禁止法違反で課徴金43億円を支払う可能性があることを発表しました。世紀東急は、過去にも独占禁止法違反を行い、その後に策定した再発防止策が機能しなかったため、今般の事案について公正取引員会に自主申請して課徴金の免除を受けられませんでした。不祥事の再発リスクを低減し、資本コストを低下させるため、実効性のある第三者委員会の設置を提案します。
株主提案の詳細に関しては以下のリンクをご参照下さい。
株主提案について (2019/8/1追記)なお、2019年7月に上記独占禁止法違反に対する公正取引委員会の処分が発表されました。詳細はこちらをご参照ください。
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新着情報
- 2019.07.03
- コンテンツ「2019年6月株主総会について」を追加しました
- 2019.06.06
- 株主に対し、「株主総会における議決権行使について」を送付しました