株主提案及び賛成比率について
弊社の株主提案の内容は以下の通りです。内容に関しましては以下のリンクをご参照下さい。
株主提案1.資本コストの開示に係る定款変更の件
株主提案2.剰余金の処分の件
株主提案3.不祥事における第三者委員会の設置に係る定款変更の件
弊社株主提案が可決され、配当性向100%が継続した場合の世紀東急株価の試算
特別損失及び税務上の繰越欠損金の影響を除き、2020年3月期会社予想の利益水準が続くと仮定した場合の一株当たり配当額は92円(※)になるので、配当利回り5%とした場合、株価は1,840円となります。
なお、2019年5月22日現在の株価は612円であり、1,840円と5月22日の株価を比較すると、+201%の上昇余地があると算定されます。
※2019年3月期の一株当たり純利益が86円だった場合の、一株当たり配当金額は86円(弊社提案の一株当たり配当金額は59円及び会社発表一株当たり配当金額27円の合計値)
弊社が考える世紀東急の株主資本コスト
<市場株価から計算したインプライド株主資本コスト>
計算の前提:永久成長率3%、ROE11.8%(※)、PBR0.78倍
計算の結果:株主資本コストは14.2%
※2019年3月期自己資本で2020/年3月期会社予想の経常利益に(1-実効税率30%)を乗じた値を除した値
剰余金処分に関する株主提案の補足
弊社の株主提案は、世紀東急に対して過大な配当を求め、短期的な利益のみを追求するということを企図していません。なぜなら、弊社の株主提案は、今期稼いだ利益を超えない範囲で株主還元を行うというものだからです。
株主提案を作成した時点では未確定であった一株当たり当期純利益金額が86.16円に確定したため、株主提案の内容を図示すると以下のようになります。
なお、会社発表一株当たり配当は27円です。
以下は株主提案の抜粋です。74円に該当する金額は、上図の86円になります。
74円から、第70回定時株主総会において可決された当社取締役会が提案した剰余金処分に係る議案(以下「会社側利益処分案」という。)に基づく普通株式1株当たり配当金額(以下「会社提案配当金額」という。)を控除した金額を、会社提案配当金額に加えて配当する。 第70期1株当たり当期純利益金額から小数点以下を切り捨てた金額(以下「実績EPS」という。)が74円と異なる場合は冒頭の74円を実績EPSに読み替える。 |
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株主提案に対する賛成比率
株主提案に対する賛成比率は以下の通りです。詳細はこちらをご参照ください。